秋の高山祭

古くから伝承される秋のお祭り「八幡祭」。この素晴らしいお祭りの写真と映像制作を担当させて頂きました。約800枚の写真と数分のショートPV、SNS向けの縦MVなどを、ワンオペ制作いたしました。天候が悪く撮影時間は十分とは言えませんが、美しい屋台を間近で見られたことは非常に貴重な経験でした。

秋の高山祭では、「祭屋台」と称される11台の華やかな山車が堂々と練り歩き、見る者を魅了します。これらの山車は動く陽明門としても知られ、その美しい姿には心を奪われまる。お囃子や雅楽、獅子舞、夜は各屋台が約100個もの提灯で美しく彩られ、幻想的に飾り立てる光景は圧巻。神聖な高山祭は飛騨高山が誇るべき文化の一端だと思います。

なんとか、お祭りの主要なシーンとショットを押さえることが出来ましたが、午後から天候はだいぶ荒れ、カメラと共に全身ずぶ濡れにされました。自分的には、雨の風景も自然現象としてとても好きですが、行政に納める記録素材と言う事もあり、イメージ作りはフラットに努めました。

からくりの布袋様と目が合いました^^。偶然とは言え、割と激しく操られる神様を模した人形の視線が、ファインダー越しに入ってきた瞬間、背中に何かが走るような感覚がありました。宿っている・神がかる…そう感じてしまう瞬間って、こういう時なのだと思います。

飛騨・高山観光コンベンション協会：https://www.hidatakayama.or.jp/